今月は独検の勉強などあって、読書があまりできていません。

その関連になるのでしょうか、ツアラトゥストラ(上)を一気に読んでしまいました。新訳は(このシリーズに共通なのかもしれませんが)翻訳というよりは意訳なのでしょう。その効果はとてもよく出ています。ニーチェが非常に身近に感じられます。


ツアトゥストラ上

本来、哲学は(この訳語は今でもよくないと思っています)もっと人々の身近にあるもののはずなのが、いかめしい、硬い訳語で塗り固められるよりは、私はこのような日本語訳の方がよいと思っています。