先日卒業論文指導をうけて、本指導が確定しました。

これまでの経緯をまとめておこうと思います。

卒業論文指導登録(2019年春)
登録はしたものの、テーマが決まらず、しかも単位取ることに精一杯で、最初の卒業論文指導の申し込み(2019年8月予定だった)をしませんでした。卒業のために卒論を書くことだけはしたくなかったので、さして気にしませんでした。最初に大学を卒業したときの卒論は、思い出すといまでも情けなくなるような内容のものでした。今も手元にはありません。そのようなわけで、とにかく、自分が納得いく、一定のクオリティを確保した「論文」にしたいという漠然としたこだわりがあったので、テーマが見つかるまでじっくり考えようと思っていました。

第1回予備指導(2020年春)
そんなこんなで、考えてもテーマが浮かばず日々が過ぎていきました。一方で、やっぱり登録した以上、何か書かないと、という焦りもあって、やむなく妥協に走って、とにかく出しました。卒論指導とはなったものの、事務局の人を介してメールの指導で戸惑いもしましたが、やはり結果は予備指導のままでした。じつはこのだいぶ前から、自分の興味は違う分野に移ってしまっていて、そのためには類を変更するべきではないかと悩みつつ、その分野への興味を捨てきれず、指導を申し込んでいたのです。しかし、「予備指導」が決定した段階で、決心がつきました。やはり中途半端な事をしてはいけないですね。まったく最初からやり直すことにしました。

テーマで悩む人もいると思いますが、私はすでに過去の読書傾向から、およそ分野や内容は大まかに固まっていました。悩みつつも、その分野の本ばかり、大袈裟にいうと、惹きつけられるように読んでいたというのが本当のところです。

そんなこんなで、思い切って事務局の方とも相談したところ、最初に指導いただいた先生にはお断りを伝えていただき、またあらたにテーマを決めることにしました。もう1年くらい前から勉強し続けた分野なので、テーマは自分なりにある程度見えていました。