勉強と読書の楽しみ

日々の勉強と読書記録を綴っていきます。 2022年9月に無事、慶應大学法学部乙類(政治学専攻)を卒業しました。

タグ:レポート

長い停滞の2年を経て、再開しようという気になったのは、2019年になってからでした。

体調も良くなったので、とりあえず、興味のある科目から勉強しようと決め、もともと歴史関係が好きでしたので、外交史とか政治史、法制史などが面白いのではないかと思い、興味本位で勉強を始めました。

勉強を再開するにあたって、自分の興味優先で、いろいろな本を読みました。読んだ本をまとめて並べて、読書の傾向を確認してみると、おおよその自分の興味の方向がわかります。ただ、卒業論文を書くにあたって、最低限これだけは、というポイントがありました。それは、「フランス語」を使うということです。最初の大学でフランス語が専攻だったことは書きましたが、使う機会がこれまで全くありませんでした。アメリカに留学したので、仕事でも使う言語も英語でした。とはいえ、いつかの機会に備えて、細々とながら、フランス語の維持はしてきたつもりです。親にお金まで出してもらって勉強したフランス語をまったく使わないことがとにかく申し訳ないという気持ちでした。

2019年になってから、西洋外交史の課題図書を読み始めました。もともと最初の大学の入学試験科目では、近現代の世界史が試験科目でした。世界史はとても好きな科目で、教科書や用語集はもとより、昔の中公文庫「世界の歴史」全巻を2-3回読んだこともあります。だから、というわけではないですが、土地勘も少しはあるだろうと思い、外交史が面白そうだと、指定教科書を読みはじめたのですが、それが私にとって大きな転換点になりました。

卒業論文指導の申し込みについては、過去の記事に書いてある通りです。

2019年から、勉強を再開することになりました。レポート提出や科目試験、スクーリング参加で、これまで滞っていた単位取得に邁進することになりました。

昨日kccで確認したら、新・日本外交史Ⅱが合格していました。これで、レポートはすべて合格し、あとはこの科目試験を残すのみとなりました。

日本、西洋問わず、外交史はとても好きな分野で、外交に関する本はいろいろと読み漁った(ている)ので、レポートはある程度書けたつもりでした。

ご担当いただいた先生には丁寧に添削いただけて、とても勉強になりました(まさに慶應通信の醍醐味)。文章は結構気をつけて書いたつもりなのですが、初歩的な日本語の間違いまで見ていただいて恐縮至極です。とにかくこの分野については、時間が過ぎるのも忘れてしまうくらい、いろんな本を読むのが楽しみでもあり、その延長線上でのレポート合格は素直に嬉しいです。

慶應通信の卒業に必要な単位のレポートはこれで終わりです。あとはこの科目試験(代替)と卒業論文を残すのみとなりました。

日本法制史Ⅱのレポートが合格していました。今朝kcc channelで確認できました。

なんだかんだ言って、日本法制史の科目は、スクーリング入れると4コマくらい取得していることになります。とくに明治維新の法制史は政治の動きと密接に関連しているので、とても面白く感じます。日本法制史は2科目あったのですが、今年から1科目に統合されてしまいました。その最後の科目を受講できてよかったです。 

科目試験に合わせて提出したレポートの結果と講評がkcc-channelにアップされていました。

政治学J
日本外交史Ⅰ 

どちらも合格していたのは嬉しいのですが、両方とも講評に「引用について脚注などがない」とのこと。
あれ?確かページごとに注をつけているはずなのに...とレポートを見てみると、およそ自分が提出したレポートとは違う体裁になっていて、フォーマットも全部変わっていました。で、脚注も消えていました(Web提出は今回が初めてでした)。

合格はしていましたが、何かすっきりせず、事務局へ問い合わせ中です。 

このまえ、「あといくつレポートを仕上げるべきか」というリストを作ってみました。
卒業単位までの計算と、自分で勉強してみたい科目と両方あわせて、だいたい10科目くらいになりそうです。

政治史系
日本政治史Ⅰ
日本政治史Ⅱ
日本政治史
日本外交史Ⅰ
新・日本外交史Ⅱ

法律科目
新・会社法
商法
刑事訴訟法
日本法制史Ⅱ

政治学系
政治学
政治思想史

この全部をやるかどうかはさておき、最近はちょっと政治系、歴史系に興味が移行しているように思いました。


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