長い停滞の2年を経て、再開しようという気になったのは、2019年になってからでした。
体調も良くなったので、とりあえず、興味のある科目から勉強しようと決め、もともと歴史関係が好きでしたので、外交史とか政治史、法制史などが面白いのではないかと思い、興味本位で勉強を始めました。
勉強を再開するにあたって、自分の興味優先で、いろいろな本を読みました。読んだ本をまとめて並べて、読書の傾向を確認してみると、おおよその自分の興味の方向がわかります。ただ、卒業論文を書くにあたって、最低限これだけは、というポイントがありました。それは、「フランス語」を使うということです。最初の大学でフランス語が専攻だったことは書きましたが、使う機会がこれまで全くありませんでした。アメリカに留学したので、仕事でも使う言語も英語でした。とはいえ、いつかの機会に備えて、細々とながら、フランス語の維持はしてきたつもりです。親にお金まで出してもらって勉強したフランス語をまったく使わないことがとにかく申し訳ないという気持ちでした。
2019年になってから、西洋外交史の課題図書を読み始めました。もともと最初の大学の入学試験科目では、近現代の世界史が試験科目でした。世界史はとても好きな科目で、教科書や用語集はもとより、昔の中公文庫「世界の歴史」全巻を2-3回読んだこともあります。だから、というわけではないですが、土地勘も少しはあるだろうと思い、外交史が面白そうだと、指定教科書を読みはじめたのですが、それが私にとって大きな転換点になりました。
卒業論文指導の申し込みについては、過去の記事に書いてある通りです。
2019年から、勉強を再開することになりました。レポート提出や科目試験、スクーリング参加で、これまで滞っていた単位取得に邁進することになりました。